2021年12月29日水曜日

ATF交換考

■発端
次回車検(22年4月)に向けていろいろとメンテナンスをしています。
これまでのメンテ経歴をきちんとExcelで整理してみると、
2009年12月(95635km)と2015年9月(13万km?)にATF交換履歴のあるうちの205。
2009年の交換は抜き入れ回数について詳細不明。
2015年の交換は明細に2ℓと記載があるので1回抜き入れをしたことがわかっています。
2021年12月現在、148000kmを突破しており、メンテサイクル上、ATFの状態が心配ではあります。

■現在の状態
自覚症状としては軽微なもので、1速から2速への変速時に少しショックがあるくらいです。
ディップスティックで確認すると灰茶(チャコール?)色でとんでもなく汚れているわけではありませんが、入れたての鮮やかな赤色と比較してしまうと酸化しまくりで良い仕事はできていないと思います(笑)

■プジョーの方針
205SIの場合、オーナーズハンドブックにもある通り、2万kmまたは2年に一回、交換するのが正解のようです。

■作業検討
きちんと車検毎に交換できていればさほど心配も要らないのでしょうが、現在はそうなっていないので、どこかでO/Hをして、正しい交換サイクルでリスタートしたいところです。

とはいえ、トルクコンバーター内部の分解清掃までは素人では難しそうです。
作業リスクはありますが、できるとすれば、以下のメニューかなと考えています。

・オイルパン取り外し&洗浄
・ガスケット交換(フランスから取り寄せ中)
・ストレーナー交換(フランスから取り寄せ中)
・バルブボディ取り外し&分解洗浄 ※『今日も修理•••』の分解日記。ハードル高そう(汗
・ATF交換(数回抜き入れ)※1回抜き入れに変更。『ATF/CVTF/DCTFの交換は必要か?』

■情報収集
 ZF社 4HP14 Automatic Transmission Specifications





■準備するもの
・ATF:Mobil ATF 220
※ATFについては相当悩み、ZF社承認11A準拠銘柄であるDexron-IIDの「Mobil ATF 220」を選択。Amazonで意外に安く買えます。ASHのVFS ATFや他の銘柄も検討しましたが、ZF社承認銘柄というお墨付きと手に入り易さ、また、ATF比較表にある通り動粘度が割と高いので機械式のATには優しいだろうということで決めました。

変更(2022/1/5):
本当はMobilのATFで交換したかったのですが、今回の抜き入れは1回のみ実施する方針に変更のため、新たにATFは買わないことにしました。
以前に購入してあったASH VFS ATF(3ℓ)を使うことにします。
これまでのATF交換はゴスさんで実施していて、恐らく同じASH VFS ATFだと思うので、よりリスクは低くなりますし、追加費用も発生しないのでこれが最適解と思います。

↓ATF製品比較表


・ガスケット&ストレーナー

・スクレーパー
※オイルパンを傷つけずにガスケットをキレイに落としたいので評判の良いセラミック製を選択。

・漏斗
※ディップスティック穴に挿せるものを選択。




・作業場所
 年明け、レンタルガレージをお借りして作業予定。
 追加で持参するもの。
 -作業場所を汚さないためのダンボール
 -パーツクリーナー
 -ペーパーウエス(オイルパン掃除用)
 -ハゼットドレンパン
 -オイルジョッキ
 -M6ネジ

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追記(2022/1/14)
■作業実施
マイピットさんのガレージをお借りしてATF交換をしました。ATF抜き入れを1回だけです。
廃ATFはマイピットさんが用意してくれたペール缶に捨てさせてもらいました。
結局、ATFパンを外してストレーナーを交換というのもリスクを感じまして、計画はしたもののやりませんでした💦


ドレンボルトが固いのでゴムハンマーでラチェットを叩いて回しました。
※フィラーボルトのほうは今回は外しませんでした。


実際抜いた色を見るとめちゃめちゃ汚れています

2ℓちょっと抜けました

抜き終わり、ドレンボルトを掃除した後、締めます

ディップスティックの穴からATFを注入します。
抜いた量と同じ2ℓ入れました。

注入後、エンジンをかけてから、P→N→4→3→2→3→4→N→Pの順にシフトチェンジ&10秒待ちをやっていき、終了後に近所をドライブしてきました。
シフトフィールはほぼ変化なしですね。

2021年12月28日火曜日

ケーキ屋さん

暮れも押し迫り、子供の誕生日祝いのケーキを買いに来ました。

2021年12月20日月曜日

燃費改善

ここまでいろいろメンテしてきて、ようやく燃費改善を確認できました。
街乗りℓ=5km弱程度だったのが、 ℓ=7.7km位に改善!(汗
うちの205的には十分な燃費改善です(笑)

↑ 燃費改善を果たした205くん

2021年12月4日土曜日

スパークプラグ交換

先日はオイルを交換しましたが、黒煙が出ていた状態でしばらく乗っていたことでプラグにも影響があるのでは?ということでプラグを交換しました。

まず、プラグコードが抜けない!!(;´Д`) ナゼ。。??
自身の握力がなくなってる?(笑)

ということで、ゴスさんに相談したところ抜くためのツールもあるよ、と聞きましてスパークプラグキャッププライヤーなるものをモノタロウで購入。
これが大正解。同様の製品をいろいろ物色してモノタロウのものに決めたのですが本当に良い製品です(税込¥879)。


実際にスパークプラグの交換をしてみたところ、あんなに抜けなかったプラグコードが根元をがっちり掴みながら左右に回転させて垂直に引っ張ってやると、いとも簡単に抜けました(´;ω;`)b
やっぱり専用工具って大事ですね、つくづく感じました。
当のスパークプラグの状態ですが、4本とも中心電極は灰白化していました。
ネジ座の外周部分は煤でかなり黒いですが、パッと見、正常なプラグ焼け具合かと思います。黒煙が出ていたときの異常燃焼状態の影響を受けていたとは思いますが大丈夫のようですね。しかし、約1年経っているので新品に交換しておきました。

2021年11月23日火曜日

秋の旅行 2021

今年もモカちゃんを連れて那須に行ってきました。
行きはあいにくの雨模様でしたが、イエローランプが大活躍です( ´艸`)


ホテルでひと息

テディベア作業員がぬいぐるみを作っているところ

めいちゃんが検品してます

映画のワンシーン

ドッグランでモカちゃん散策

翌日はいい天気でした!

2021年11月11日木曜日

オイル交換(77360km)※本当は147283km

オイルを確認したところ、かなり黒くなっていました(;´Д`)
先日来の黒煙騒ぎのせいで不完全燃焼時の煤などがオイルに落ちていていることが原因です。
取り急ぎ、単純にオイル「抜き」→「入れ」を実施しました。
オイルはいつもの Petro Canada 10W-40です。
本当はフラッシング目的で「抜き」→「入れ」&「フィルター交換」を2サイクル位したいところですが、注文したオイルが未着で週末作業は不可。次週末に持ち越しです。

オイルパンガスケットから若干オイル滲みがあるようです。
先日実施したヘッドカバーガスケット滲みよりは微量のようですが、いつかはこちらもガスケット交換を実施したいものです。

現在の走行距離:77360km(累計走行距離:147283km)

2021年11月9日火曜日

リアウォッシャータンク液補充

カラカラになっていたリアのウォッシャータンクにウォッシャー液を補充しました。


2021年11月8日月曜日

いろいろ届きました

10月に購入したアイテムが届きました。
・Vintage French Lisence Plate(前後)¥5,353 JPY = $45.00 USD
・Genuine Peugeot 205 GTI Bumper Fixing Kit (6994.53)¥6,561 JPY = £40.00 GBP
・オイルフィルター(BOSCH P3261)¥1280 x 2(モダンサプライ)

2021年11月7日日曜日

ステッピングモーター&アクセルワイヤーブラケットネジ交換

昔の車ですから部品を取り付けるためにオーソドックスな鉄製のネジが使われています。
経年劣化で固着したり、腐食してネジの頭が脆くなっていたりして回らなくなることもしばしば。何度も大変な場面に遭遇しています。
清掃や交換の頻度が高い箇所については、今のうちにステンレス製のトルクのかかるネジに交換しておきたいところ。

とりあえず、ステッピングモーターと、ついでにすぐ横のアクセルワイヤーのブラケットを止めているネジを交換しました。

交換前(マイナスネジ M5)

交換後(六角穴付きステンレス全ネジ M5x15)

2021年10月30日土曜日

エンジンオイル継ぎ足し&タイミングベルト関連一式到着

いつもチェックしていますが、たまに減っているエンジンオイル。しばらくは入れすぎな感じだったのですが、今回の黒煙騒ぎで結構オイルを消費したようです(;´Д`)


いつも積んでいるヒューナーズドルフ携行缶(中身は PetroCanada 10W-40)で
250mℓくらい継ぎ足しておきました。めっちゃ入れやすーい♪

ebayでポチっておいたものが本日届きました(リトアニアから10/19に購入して10/30到着)。
タイミングベルトの前回交換が2012年4月となっており、もうすぐ10年になります。また、走行距離も交換してから4万kmになりますので、そろそろ交換したほうが良いかと思い注文しておきました。
ヘインズのマニュアルにはプジョー推奨として36000mile(6万km)と記載があります。


すべて Conti(Continental)製です。
WATER PUMP & TIMING BELT SET: CT754WP1
WATER PUMP: WP6076(OE: 1201.61)
TIMING BELT: CT754(OE: 0816.71)
TENSION ROLLER: V56600(OE: 0829.29)
送料無料で¥13,782 JPY = £83.94 GBP

2021年10月25日月曜日

温度計と温度スイッチ

先日 ebayで見つけてポチっとしておいた温度計(1337.72)と温度スイッチ(0242.43)105° DEG-DIAM 14x1.25 が届きました。

温度計(¥3,460 JPY = £20.99 GBP)


温度スイッチ(¥2,091 JPY = £13.10 GBP)

2021年10月20日水曜日

マフラーから黒煙&アイドリング不調

いろいろと作業をしていることもあり調子はいいのですが、ここ最近、マフラーから黒煙が出るようになってしまいました💦 マフラーの煤がすごいです。また、アイドリングが少し安定していないようです。
明らかに燃費が悪く、ガソリンをまき散らしながら走っているのでは?(5km/ℓ)という感じです(笑)

事象から考えられるのは空燃比がおかしなことになっていて不完全燃焼を起こしています。
燃料噴射量を補正をする o2センサーが働いていないのではないかと考えています。
o2センサーは4年半前くらいに交換しているのですが、再びの交換です。

久々にパルカさんに注文してo2センサー(汎用品LS06)を取り寄せました。
少し高いけど早い。近日中に交換予定です。¥11200 Ω\ζ°)チーン



<やる作業>
・旧センサーのヒート配線の抵抗値を計測する(o2センサーが本当に悪いのかを確認)
・新センサーのヒート配線の抵抗値を計測する(新品が大丈夫なことを確認)
・センサー交換作業

2021.10.22追記
マイピットさんのガレージをお借りしてo2センサーの交換作業を行いました。
結果、アイドリングは若干ですが落ち着いています。
古いo2センサーのセンサー部にはやはり黒い煤が大量についており、補正を阻害していたと思いますが、以前として黒煙が出ており過度に燃料を噴射している原因は他にあるようです。

大量に煤がついている旧 o2センサー

旧センサーについては故障していませんでしたので清掃して再利用可能かと思います。
正直、交換する必要はなかったと思います。。(´;ω;`)

今後は以下の箇所を確認してみたいと思います。
・プレッシャーセンサー
・ポテンシオメーター
・キャニスターパージバルブ



2021.10.23追記
原因が判明しました。
プレッシャーセンサーとセンターインジェクションユニット間のホース破れでした。
取り外し作業中、強い力が加わったわけでもないのに写真の赤丸部分がポロっと切れてしまいました (;´Д`) これだーー!!
プレッシャーセンサーはマニーホールド内の圧力・大気圧を検出しようとしますが、ホース硬化による亀裂・ひび割れで大気が侵入し、本来のマニーホールド内の圧力・大気圧の状態を正確に把握することができず、「もっと燃料を噴射しろ!」と燃料噴射時間を補正した情報をECUに送り続けていたようです。。



プレッシャーセンサー側のホース根元も劣化してヒビが入り今にも切れそうです。


旧ホースと新ホース(SAMCO)の比較です。少し長めにとりました。
天下のSAMCOホースです。二度と同じ原因で症状は出ないでしょう(笑)

取り外してみたプレッシャーセンサー(1920.J7)
PRT 03/02 1893AG 100kPa

SAMCOホースに交換

交換作業後、町内を走らせてみましたが劇的に変化しました。
まず、アイドリングが1000回転を少し超えていたのが1000回転程度に抑えられています。すごい安定しています。これこそがうちの205のアイドリング状態です。
そして、なんと言ってもマフラーから黒煙がまったく出ていない!(∩´∀`)∩ワーイ
これまでにないくらい調子がいいです!!
マフラーから出る音も割と爆音気味だったのがすっかり静かになってしまいました(笑)


[総括]
今回の黒煙&アイドリング問題が発生した原因と今後について総括します。
最近、エンジンルーム内での作業が頻繁にありましたが、さまざま交換や清掃作業をしている際に劣化したプレッシャーセンサーホースにも余計な力がかかり、決定的なひび割れ・破れを引き起こしてしまったのではないかと考えています。(ホース自体の劣化と人為的要因)

ともあれ、ホース自体の劣化が進み時間の問題でしたし、あれこれ調べる勉強にもなり、今回の一連の作業はしつこく原因を追及してやり切れて本当に良かったです。
吸気センサーや o2センサー買ったり少しお金が出ていきましたが黒煙が出ないって精神衛生的にイイですね!(黒煙が出たままだと後ろの車に申し訳ない。。)

プレッシャーセンサーが燃料噴出量を決定するパラメータの1つ(エンジン負荷値)についてかなり重要な役割を担っていることがわかりました。
プレッシャーセンサーによりマニーホールド内の気圧を測定し、ECUに情報を送る。
「この情報によりECUはエンジン負荷状態に応じた噴射量が計算され、大気圧変化の補正も行われる」とサービスマニュアル* に記載がある。


今後ですが、やはり各種ホース類の劣化が全体的に進んでいると思われるので可能ならSAMCO製品にリプレイスして行きたいと思います。

* サービスマニュアル…『205 SI 1.6 XU5M3 エンジン(モノポイントインジェクション)サービスマニュアル 1995年1月 インチケープ・プジョー・ジャパン株式会社 技術部』発行

2021年10月9日土曜日

クーラント温度センサー&吸気温度センサー

エンジンチェックランプがたまに点いたり、エンストしそうな感じになったり、燃費が極端に悪い(ℓ=5km弱)原因になっているかも知れない、恐らく生まれてから一度も交換していないであろうクーラント温度センサーと吸気温度センサーを近日交換予定です。
信頼できそうな伊FAE製のセンサーにしました。


Coolant Temperature: 1920.C4(FAE: 33070 ¥3323)
Air Temperature: 1920.C5(FAE: 33180 ¥4048)
※£=158yen (Sep 20 2021)

2021年10月6日水曜日

Front Driving Lamp(フォグランプ)バルブ交換

フォグランプですが、以前にDENJIとSEIMの2個一作戦で反射板を黄色にしてイエローに光るようにしたつもりだったのですが、実は、バルブが普通に白色だったため、黄色くなってなかったことに今更気が付きました。ヘッドライトはイエローなのに( ´艸`)

もちろん、フォグランプも黄色くしたいため、速攻でフォグランプ用に安定のIPF極黄バルブを購入し、交換しました。

フォグランプ用にH3を購入(¥2509)

交換していきます。目視でも確認できますが今は普通の白色バルブが付いています。




外から見ても、中のバルブが黄色いのがわかります。

反対側も、交換前。

交換後

夜になって、試しに点灯してみました。写真の撮り方がヘタで黄色い感じが出てなくて残念ですが、ゴーストが出ていてなんだか幻想的な写真になりました( ´艸`)