2025年2月8日土曜日

パワステホース交換

以前からパワステフルードが漏れていたのですが、継ぎ足しを繰り返して騙し騙し乗ってきました。
前回、タイミングベルト交換という大きなイベントをクリアーして気を良くしたのでホース系交換イベントの最初としてチャレンジしてみました(笑)

リフトアップした車体下から見上げている写真ですが、パワステリザーバータンクから下へ延びるホース(黄色マーカー部分)は滲みどころかタレています。


タンクとパワステポンプを接続するステアリングサーボユニオン(4020.H4)はさすがにもう部品が手に入らないので汎用の耐久ホースとホースクリップで代用されています。
同様にリターンパイプに向かう低圧ホース(4020.G0)もタンク接続部で漏れていますので、今回両方のホースを交換します。

青色部分がステアリングサーボユニオン

交換部品:
・ホース① 内径9.5mm、2m(¥5,998x1, 税抜)
・ホース② 内径15.9mm、1m(¥3,998x1, 税抜)
・ホースクリップ① 使用範囲16~22Φmm 2個(¥269x2, 税抜)
・ホースクリップ② 使用範囲22~29Φmm 2個(¥299x2, 税抜)
 合計:¥12,246(税込)いずれもモノタロウにて購入。




取り外したタンクと旧ホース。タンクから延びるホース前半部分がテカテカしています。
ホースの対抗接続部側は漏れがありません。タンクとホースの接続部が経年とともに緩んでくるのは理解できます。今後も定期的にチェックするポイントですね。


新しいホースを取り付けます。これを元通りにつなぐのが大変でした。

これはホースを外す前のボンネット内の写真ですが、青色枠が内径9.5㎜ホースです。
ウォッシャータンクの後ろに回してパワステリザーバータンクにつなぐのですが、ウォッシャータンクとの兼ね合いでとにかく手が入らないくらい狭くて難儀しました。


そして、こちらは旧ホースを外す前の車体を下から見上げている写真ですが、内径9.5mmホースの反対側接続部、ここの新ホース取り付けが一番の難所でした。


金属の管(リターンパイプ)に新しいホースを通すのですが、ホースを通すための力が入れずらい。。
2柱リフトで車体をリフトアップして作業していますが、下からの作業でも狭くて手が入れずらく力が入りにくい。ボンネット内に顔を突っ込んで上からホースを管に向かって力を入れても、下から管を固定していないので力が垂直に伝わりにくくホースが入っていかない。。もちろん、ホース先端にフルードを塗って潤滑してあげても、です。
でも、この作業、2人で作業すれば楽にできると思います(笑) 一人作業なので難儀してるだけですね(笑笑)

このホースを通す手順としては、本来はこのリターンパイプも取り外して平地でホースを通してから組み付けるのが正しいと思いますが、漏れのないリターンパイプを外すのは面倒だし、リスクなので外さないで作業をしました。
手の握力がなくなるくらい力と時間を費やして何とか入れました。
ホースを入れたあとはとにかく可能な限りキツくホースクリップを締めました。

あとはタンクにパワステフルードを入れて、ハンドルを左右に何度も切り返してフルードの量を調整しました。600mℓ~700mℓくらい入ったと思います。
フルードですが、ペトロカナダエンジンオイルを間違って持ってきてしまったため、急遽現地でWAKOSのフルードを分けてもらいました。

漏れがないか近いうちに確認したいと思います。